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イペについて

イペの概要

イペはブラジル、ペルー、パラグアイ、ボリビアを主たる産地とする南米のノウゼンカツラ科の広葉樹で、別名「ラパチョ」「パオロペ」などとも呼ばれています。

原木は直径0.6~1mで、樹高は大きいもので40m程度のものまであります。

色合いは心材と辺材の境界がはっきりしており、辺材は黄白色、心材は黄緑色から緑褐色をしています。
時間の経過とともに空気に触れて徐々に濃褐色に変わります。

イペは、熱帯アメリカに分布し数種あることが知られており、その中でも紫イペといわれる種類は、導管中に防虫効果の高いラパコールを豊富に含んでおり、近年、このラパコールに抗癌作用が認められたことで、健康食品や医薬品にも用いられています。

非常に重硬で、耐久性も非常に高く、日本でも古くからウッドデッキとして採用されており、水のかかるような条件の悪い場所でも15~20年はもつと言われています。

耐腐朽性も高く防腐剤などの薬剤処理も必要のない木材です。

イペの使用例・用途

ウッドデッキ材の代表格として実績も豊富で、港湾エリアの桟橋やウォークデッキなどの公共物件で多く採用されており「東京アクアラインの海ほたる」「横浜大桟橋」「上野公園の不忍池」などが有名です。

日本ではウッドデッキなどの屋外利用が主ですが、ヨーロッパやアメリカでは
ウッドデッキとしての用途の他に、屋内での高級無垢フローリングとしても古くから用いられています。

イペの特長

木肌が緻密で、比重も重く、ハードウッドの中では反りやひび割れが少なく
安定していると言われています。

耐久性が非常に高く、木の狂いも少ないことから、昔から全世界で多く使用されており、その豊富な使用実績がイペ材の耐久性の高さを証明しています。

他の特長としては、黒茶褐色の中に赤系、茶系、緑系などの色が混在する天然木材の色合いや、道管中に含まれる黄色いラパコールという成分が防腐、防虫効果を強めていることなどがあげられます。

イペの注意点

加工時に出るおがくずで、人によってかぶれることがあります。

特にイペ材の場合は、防腐、防虫効果のある黄色いラパコールという成分で、
人によってはかぶれたり、アレルギー反応を起こす場合があります。

これは、おがくずが発生する加工時のみで、ウッドデッキ完成後は心配ないため、気になる場合は、マスクやゴーグルをして作業してください。

基本情報

別称 : パオロペ、ラパチョ、タベブイア、イペタバコ
比重 : 1.05
分類 : ノウゼンカズラ科
原産地 : 南米アマゾン川流域、ブラジル、ペルー、パラグアイ
学名 : Tabebuia spp., Tabebuia ipe, Tabebuia capitata, Tabebuia serratifolia,
Tabebuia impetignosa, Tabebuia serratifolia, Tabebuia guayacan
英語 : Ipe, Amapa, Prieta, Cortez, Guayacan, Cortes, Lapacho, Pau D'Arco, Pau Darco,
Canaguate, Polvillo, Hakia, Ironwood, Ebene Verte, Lapacho Negro, Tahuari Negro, Ebano
Verde, Groenhart, Puy, Yellow Puy, Acapro, Ipe Tabaco, Bethabara, Yellow Poui, Hakia, Wass